12日、東京・日野市にあるイチョウの木の枝が落下し、下敷きになった男性が死亡した事故で、少なくとも6本の枝が折れていたことが警視庁への取材でわかりました。上の枝が下の枝を巻き込みながら次々に折れたとみられ、警視庁などが詳しい状況を調べています。12日午後6時半すぎ、日野市多摩平の団地の近くにあるイチョウ並木の木の枝が落下し、下を歩いていた市内に住む36歳の男性が下敷きになって死亡しました。これまでの調べで1本のイチョウの木から長さ数メートルの枝が複数折れて落下したことがわかっていますが、その箇所を確認したところ、少なくとも6本の枝が折れていたことが警視庁への取材でわかりました。折れた跡は縦に連なっていて、上の枝が下の枝を巻き込みながら次々に折れたとみられています。このイチョウ並木は団地ができた1960年ごろからあったとみられ、日野市が管理し、去年11月にせんてい作業が行われたほか、ことし7月には職員が目視で点検していたということです。警視庁などは枝が折れた原因など詳しい状況を調べています。
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